タフさだけでなく切り替え力も大事

看護師の主な仕事内容は、患者に対して必要なサポートを行い、心身と共にケアをすることだ。
そのため、看護師に必要なスキルは、ハードな業務を遂行するタフさであると言える。
夜勤や寝たきりの患者などの介助をするためには、一定の体力が必要となる。
また、看護師として働き始めた際、患者が亡くなってしまった時の精神的なショックは、避けては通れないものだ。
看護師の仕事はこれらの事を踏まえた上で、職務をまっとうするだけのタフさが必要になる。

また、看護師には、高いコミュニケーションスキルも必要となってくる。
医療の現場では医師からの指示を理解し、同僚の看護師との情報の共有や、検査やリハビリといったそれぞれの専門分野のスタッフとの連携なども必要となる。

医療の現場は日々進歩している。
そのため、看護師には学び続ける姿勢と努力などを行うことが重要だ。
常に自己分析をし、必要ならば専門看護師や認定看護師などの特定分野のスペシャリストや、より高水準の看護スキルを身につけるための資格を取得する必要もある。

看護師の仕事は人の命に関わることから、日々緊張感を保っていなければならない。
しかし、その状態を長く続けていくと、いずれ自らの体を壊してしまうことにもなる。
そのため、オンとオフの切り替えができる柔軟な心構えなども重要なスキルだ。
休みの日にはしっかりとリフレッシュし、勤務の際にはしっかりと業務を遂行する。
この気持の切り替えができれば、看護師としての仕事を長く続けていける傾向があるだろう。